TOEIC パート別対策
【リスニング全般】TOEICリスニング 受け方のコツ
☆準備
写真を見ておく/設問を読んでおく/心の準備
※課題文が流れてくる前に、写真を見たり、設問を読んでおきます。
※問題番号が流れる微妙に前に、心の準備をして問題が流れ出すのを待つようにします。(例えば、Question Twenty Five と言われてから問題を聞き始めるのではなく、問題番号を呼ばれる前には準備を整えておくという事。)
☆リラックス。
すぐに分かった問題などは、その後は聞かずに休む事。このように気を抜くところがないと高い集中力を45分間のリスニング問題の間維持するのが難しいです。
☆焦らない。
間違えて記入した場合などは、×などと書いておいて指示文が読まれている間などに消すと良い。
Part I (写真描写問題)
Part II (応答問題)
Part III (会話問題)
Part IV (説明文問題)
※英語の聴解問題の事をヒヤリング/ヒアリングなどとも言いますが、TOEIC ではリスニングと呼ばれています。
【リーディング全般】TOEICリーディング 受け方のコツ
☆とにかく時間との勝負
文法問題:1問/20〜30秒、読解問題:1問/約1分、が標準です。TOEICではスピードも採点対象になると意識することが必要です。いくら実力があっても制限時間以内に問題を解けなければ実力を十分に発揮できません。
☆必要最低限に意味を理解する。
もし意味を理解する事があまり重要でない問題の場合は、時間をかけすぎないことが大切です。しっかりと理解したいという願望を押さえ効率的に問題を解くことが大切です。
☆必ず全問マークすること。
TOEICでは間違えた問題について減点されませんので、もし時間が足りない場合は終わる前に全問マークするほうが良いです。
Part V (文法穴埋め問題)
Part VI (長文穴埋め問題)
Part VII (読解問題)
※英語を読む力は全てのセクションに必要な基礎力です。
練習問題:
TOEIC文法練習問題
おすすめ教材:
TOEIC学習参考書・問題集
Part 1 写真描写問題 (リスニング)
問題数:10問
問題の形式
4つの文の音声が流されテスト冊子の写真について最も適切に説明している文を選択するリスニング問題です。
受験時の注意点
−思いこみすぎないように注意。(例:○○について言うに決まっているなどと決めつけない。)
−意外な文が答えの事もある。
(少しぐらい疑問に思う文でも、消去法でそれしかないと思ったら迷わず選ぶ。)
−似た単語や同音異義語などがひっかけとして出てくることもある。
重要ポイント/テクニック
−音声が流れる前に写真を見ておく。
−強く読まれるところに注意して聞く。
−考えすぎずに次の問題に行く。
−主語の単複に注意。(男女や単複 例:the man/the men, the woman/the women, the boy/the boys など。)に注意。
−動詞の単複や時制などに注意。
対策・学習法
・問題に慣れる
必ずしも写真の真ん中の物について述べるわけではありません。人が写っているからと言って人について述べている文が答えとは限らず
The suit case is behind the car.
のような文が答えである事もあります。
・日常語彙の習得
このセクションでは台所用品、家具・文房具の名前などがよくでてきますので、そのような単語にある程度慣れておくことが必要です。
・リズム練習:
パート1は比較的簡単なセクションですが、リズムが顕著に表れています。英語のリズムに耳を慣らすために音読の練習をすると良いです。口で言えるものは割と楽に聞けるものですので、リスニング力アップにも効果的な練習です。スクリプトを見ながら、音声に合わせて読む練習をすると良いです。
例: The boy is sitting on the bench.
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Part 2 応答問題 (リスニング)
問題数:30問
問題形式
質問文または肯定文が流され、その文に対して最も適切な応答を3つの選択肢から選ぶ問題です。
受験時の注意点
−音声のみでされているセクションです。そのため、テスト冊子は必要はありません。Mark your answer on your answer sheet. と書いてあるだけです。
−決まった形の解答が答えになるとは限らない。例えば、Why で始まっているからといってBecause で始まる選択肢が答えとは限らない。
−流れてくる文のタイプには(1)疑問詞(What, When, Where, Why, Howなど)による質問文、(2)yes/no疑問文、(3)付加疑問文、(4)間接疑問文、(5)or の質問文、(6)肯定文、などがあります。
−最初に読まれる質問文・肯定文の単語と同じか似た単語が入ったひっかけの選択肢もよくあります。(同じ単語が出てくる選択肢は答えではないといっても過言ではありません。)
テクニック
−最初の単語(疑問詞など)に注意する。ここを聞いているだけでできる問題もある。
−どのような状況で会話が行われているか想像する。
−最初の文と同じ単語や似た単語が入っている選択肢は選ばない。
−疑問詞(W/H で始まる質問文)がつく質問文や or の質問文の場合はYes/Noで始まっている選択肢を選ばない。
−質問と同じ単語や似た単語が出てくる選択肢は答えでないことが多い。
練習
−会話でよく使われる短縮形を練習する。
−間違えた選択肢が答えになるにはどんな質問がよいか考えてみる。
−日頃から短縮形やリズムに慣れるため音読練習する。
対策・学習法:
疑問形の短縮形に慣れる。
スクリプトを見ながらCDなどにあわせ、音読練習をして短縮形に慣れるなどの練習をすると良いです。
・リズム練習:
スクリプトを見ながらCDなどの音声にあわせリズムの練習をすると良いです。スクリプトを見ながら、音声に合わせて読む練習をする。
例:When is the meeting going to be held?
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Part 3 会話問題(リスニング)
問題数:30問
問題の形式
会話を聞きテスト冊子の四択形式の設問に答えます。1つの会話につき3つの設問があります。問題はテスト冊子にも書かれていますが、音声でも流されます。
受験時の注意点
−テスト冊子の問題を読んでから会話を聞く事が重要。(3つの問題を読んでも覚えられない場合は、疑問詞だけでも読んでおくと良い。)
−分かりそうな問題に着実に正答するつもりで行うと良い。全問正答しようと思うとかえって、集中力が続かなくなったり、聞き逃してしまうこともあるの注意。600点を狙う場合は2/3の正答率を目標にすると良い。
テクニック
−設問を読み、関係のある情報を探すように聞く。
−どんな場面で行われている会話か想像する。
−答えが分かったらすぐに答える。
対策・学習法
−設問に慣れる。頻出する設問があるので書き移して確認すると良いです。設問を素早く読むのに役立ちます。
−会話表現に慣れる。
−場面ごとに単語を覚える。
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Part 4 説明文問題(リスニング)
問題数:30問
問題の形式
説明文を聞きテスト冊子の四択形式の設問に答えます。1つの説明文につき3つの設問があります。問題はテスト冊子にも書かれていますが、音声でも流されます。
受験時の注意点
−難しいセクションなので、2/3以上できたらラッキーと思うぐらい気楽にかまえる。こうするほうが、点数も伸びるでしょう。
−テスト冊子の問題を読んでから聞く。(3つの問題を読んでも覚えられない場合は、疑問詞やポイントとなる単語だけでも読んでおくと良い。)
−音声で問題を読み上げるよりも、早く解答してもよい。
テクニック
−全体を聞こうとするのではなく、答えに関係のある情報を探すように聞く。
−答えが分かったらすぐ答える。
−どんなタイプの文かに注意する。冒頭でQuestions No. 1 through No. 3 refer to the following
announcement. のように案内される。
対策・学習法
−インターネットラジオやPodcast などを活用して練習すると良い。日頃からWho, When, Where, What, How などの情報をとらえる練習をする。
−いろいろな設問に慣れる。
−フォーカスリスニング
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Part 5 単文穴埋め問題(リーディング)
問題数:40問
問題の形式
単文の下線部に入る最も適切な答えを4つの選択肢から選び解答します。文法的、英語表現的に最も適切な物、または意味が最も自然になる物を選び解答します。
受験時の注意点
−読解問題に十分な時間を残すため、時間を意識して解くことが大切。(平均で1問25〜30秒程度が目安。)
−混乱しやすい単語などはいっしょに覚えておく。
−いろいろな出題ポイントに慣れる。テクニック
−選択肢の単語に注意する。単語の形か意味のどちらがポイントなのかを判断する。
−品詞、単語の形、(時制や単複など)一致などに注意する。
対策・学習法
−間違えた問題を定期的に何度も復習する事がとても大切です。答えを本に書かず、6ヵ月後に再挑戦してみて正答できるかどうか確認すると良いです。
−熟語や決まった表現などは音読練習をして音で覚えると良いです。文法問題を行う時、じっくりと考えるだけの時間がないので、流れで覚えておくことは有効です。
−群動詞(句動詞、phrasal verb)の学習を通じて前置詞や副詞の感覚を身につけることも有効です。
問題形式:四択問題 (a 〜 d)
例:
I'm sure you'll ----- if you work hard.
a. succeed
b. success
c. successive
d. successful
※助動詞の後ろなので動詞の原形を選ぶというポイントです。
注意点:
・1問につき 平均20〜25秒ぐらいのペースで行う。
・意味に関係なく文法ポイントだけわかれば答えられる問題もあります。
対策:
・出題ポイントに慣れる。
・読むのを早くする。
練習問題:
TOEIC文法練習問題
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Part 6 長文穴埋め問題(リーディング)
問題数:12問問題の形式
長文の中に数カ所空所があり、それぞれに4つの選択肢があり最も適切な答を選び解答します。
受験時の注意点
−長文である点を除きパート5と似ている。
−接続詞や副詞を選ぶ問題は前後の流れに注意が必要。例えば、because か although かは前後の流れを読まなくては判断できない。
−必ずしも、全体の理解が必要とは限らない。前後を見るだけでも答えられる問題もある。
テクニック
−選択肢を見てどんな問題か想像する。
−前後を見るだけで分かる問題はそのまま解く。
−不必要に全体の意味を意味を気にしない。
対策・学習法
パート5やパート7の対策と同様。
アドバイス
よく一緒に出てくる選択肢をいっしょに覚えておくと良い。
because, although, due to, because of, despite, in spite of など。Because は理由を説明する接続詞、although は譲歩を意味する接続詞、due to と because of は理由を説明する前置詞、despite と in spite of は「〜にも関わらす」の意味の前置詞。接続詞は後ろに節を取りますが、前置詞は後ろに名詞を取ります。
出題例:
I am writing you ----- I'd like to know more about your computer.
----- の後ろは節(主語と動詞がある)である点に注目してください。また、意味から後ろが手紙を書いている理由となっているので、because が良いです。このような問題の時、選択肢には because of や due to なども入っていることが多いです。これらは、前置詞なので節を後ろに取ることができません。このように問題の作られ方や問題を作りやすいポイントに慣れる事もTOEICの得点アップにはとても有効です。
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Part 7 読解問題(リーディング)
問題数:48問(1つの文:20問、2つの文:28問)
問題の形式
長文を読み四択形式の設問に答えます。48問中の28問は2つの文書を読み解答する問題となります。
受験時の注意点
−課題文と設問・選択肢で異なるキーワードや表現を使っている事がある。例えば、課題文では annually、選択肢では once a year などとなっている。
−よく分からない場合を除き一般常識で判断せず、課題文に書いてあることを参考に答えを選ぶ。
−選択肢の限定語には要注意。例えば、always, only など。これらの単語があるために不正解となる事もありえる。
テクニック
−設問にさっと目を通してから課題文を読むと良い。設問は課題文を理解するためのヒントとなる。
−全体のおおまかな内容を理解するために全体にさっと目を通す。設問を解くのに関係のあるところはしっかり読む。
−迷う選択肢が複数残った場合は、消去法で消してゆくと良い。
対策・学習法
−多読する。英字新聞やインターネットのニュースなどはとてもおすすめ。広告なども読むと良い。
−自分で問題を作ってみるのも良い練習。特に微妙な選択肢を作るのはなかなか難しい。本文中のどこかをカギに正解と不正解が区別されるようにする。
もう一歩上の得点を目指す
課題文をだいたい理解できても間違えてしまう問題もあるので注意が必要です。微妙な選択肢を排除できる理由が必ず課題文に隠されているはずです。でないと問題として成立しません。
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